音楽用語辞典

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ポケ版音楽用語辞典
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S

→ saal --        

sans faire vibrer【仏サン・フェール・ヴィブレ】(打楽器など)振動させないで。faire=to do;


sans sourdine【仏サン・スールディーヌ】弱音器(ミュート)なしで。= senza sordino, ohne sordine;


sans timbre【仏サン・タンブレ】(スネア・ドラムの)響き線を外して。


santur【サントゥール】〈100本の弦〉の意。イラン(ペルシャ)の打弦楽器。ツィンバロム, ダルシマーのルーツで同種。インドでは, santoor;


sarabande【独サラバンデ】スペインから起こった3拍子の荘重な舞曲。17C半ば, この舞曲が古典組曲の一つとして加えられた。通常, クーラントとジークとの間におかれる。=saraband(英), sarabanda(伊);


sarrusophone【仏サリュソフォーン】フランスの軍楽長Sarrusの命名による金属製ダブルリード楽器。コントラ・ファゴットに代わる楽器として使用される。[C管]; P.Dukasの交響的スケルツォ《魔法使いの弟子》で箒のモチーフに充てられている。M.Ravelの《スペイン狂詩曲》も。


sassofono【伊サッソフォーノ】= saxophone;


sautillé【仏ソティエ】saut (ソー)〈跳ねる〉の意。ボウイングの一種で弓の中央部で弦の上を跳ねる。= saltato, spiccato (伊), springer bogen (独);


saxhorn【独ザックソルン】サクソルン属。18Cの半ば, ベルギーの楽器製作家Adolphe Sax(1814-94)により作られた7種の金管楽器の仲間。現在使われている楽器に置き換えるとflugelhorn(E bugle), flugelhorn(B♭bugle), alto horn(E♭), bariton(B♭), euphonium(B♭), E♭bass, BB♭bass;


saxhorn baryton【仏サクソルン・バリトン】(サックスによる呼称)金管楽器のバリトン。


saxhorn basse【仏サクソルン・バース】(サックスによる呼称)ユーフォニアム。


saxhorn soprano【仏サクソルン・ソプラノ】(サックスによる呼称) E♭管のフリューゲル。(B♭管は, saxhorn contralto);


saxhorn ténor【仏サクソルン・テノール】(サックスによる呼称) E♭管のアルト・ホルン。


saxophon【独ザクソフォーン】サキソフォン。


saxophone【英仏サクソフォーン】saxophon(独), saxofono(伊);


saz【サズ】トルコを中心とする撥弦リュートの総称。形はマンドリンに似るが固定的ではない。baglama(バーラマ), buzuq(ブズク)ともいう。


sbarra【伊ズバッラ】縦線。sbarra doppia 複縦線。zweigestrichen 複縦線。


sbattere【伊ズバッテーレ】振動させる, 振る。ガラガラ(カタカタ)音を立てる。


scala【伊スカーラ】音階, スケール。=scale;


scampanare【伊スカンパナーレ】鐘が長い間調子よく鳴り響く。


scampanellio da gregge【伊スカンパネリオ・ダ・グレッジェ】〈羊の鐘を強く連打する〉の意。カウベル。


scander【仏スカンドゥ】拍子をはっきり付けて奏する。


scaramouche【仏スカラムーシュ】古代イタリア歌劇の道化役。


scat【スキャット】ジャズ・ヴォーカリストが歌詞の代わりに意味のない言葉を即興的に歌うこと。(シャバダー・シァバシャバ..., ルルル...など);